ボドゲソンの開催も近づいてきましたので、アイディアネタとしてぬるまゆ活動(ぬる活)のひとつ「ボードゲーム会」を分類してみました。
ぬる活の「ボードゲーム会」とは?
単純にボードゲームをみんなで楽しむ会です。
一応「室内の卓上で遊べる」「アナログ環境で遊べる」「みんなで遊べる」の3要素に当てはまるイベントは「ボードゲーム会」としています。
「ボードゲーム会」の分類
「ボードゲーム会」で開催しているイベントの種類ですが、主にこちらの4つに分類しています。
(1)謎解き系
(2)人狼系
(3)TRPG系
(4)ボード系
(1)謎解き系
みんなで室内にこもり謎を解き明かすゲームです。
卓上脱出ゲームなど最近徐々にイベントが増えてきました。
(2)人狼系
プレイヤーごとに役職を決めて人狼役っぽい人を追い詰める会議形式のゲームです。
個人的に苦手なので、めっきり開催頻度は減りましが、辛うじて毎年エイプリルフール付近に日本酒人狼は開催しています。酔いながらのゆるさが丁度良いです。
今年も開催します。
(3)TRPG系
TRPGとは「テーブルトークロールプレイング」の略語です。
ゲーム全般の進行をしてくれるゲームマスターのもと対話形式で行うゲームです。
豊富な経験を持つゲームマスターが必要な上、短いものでも数時間かかるのでなかなか手が出せないです。何度か体験プレイはやったのでいつの日か開催してみたいです。
(4)ボード系
そして上記以外のボードゲーム全般がここになります。
日頃開催している「ゼロから遊ぶボードゲーム会」や「オプゲー」などがそうです。
期間限定ではありますが「ゼロから遊ぶ同人ボードゲーム」イベントもあります。
同人で作られたボードゲームを中心にプレイしています。
「ボード系」の分類
分類(4)で上がった「ボード系」をさらに分類してみます。
主なボード系の分類項目は「プレイ人数」「プレイ時間」「対象年齢」の3つとなります。
ただ、これだけの情報だとどんなゲーム内容なのか分かりません。
そこでマニアックになりますが「メカニクス」という項目で分類してみます。
「メカニクス」とはゲームのルールや仕組みのことで、メカニクスが分かればある程度どんな感じのゲームなのかを把握すること出来ます。
例えばパズルゲームなら
テトリスのような上から落ちてくるパズルのメカニクスは『落ち物パズル』
パズドラのような3つ以上をそろえるパズルのメカニクスは『マッチ3ゲーム』
となります。
名前をつけて言ってみたもの勝ちなところはあります。
なによりボードゲームは気軽に作ることが出来る分、常に新しいメカニクスが生み出されています。
なので今回は代表的なこちらのメカニクスで分類してみます。
■代表的なメカニクス一覧
『正体隠匿系』
『タイル配置系』
『デッキ構築系』
『ドラフト系』
『拡大再生産系』
『パンデミック系』
『度胸試し系』
『表現系』
『ワーカープレイスメント系』
正体隠匿系
「えっ!うそぉ、敵だったの!信じてたのに。」
自分や相手の正体を隠すことでドキドキ感を楽しむメカニクスです。
相手を信じ込まさせ勝利したときの爽快感や裏切られた時の疾走感など心を揺さぶります。
個人的にウソをつくのが苦手なので、私には向いていないと思ってます。
<ぬるまゆかいで持っているボードゲーム>
タイル配置系
「よ~し!この絵柄のタイルがでたら完成する!」
絵柄のついたタイルを配置して得点を獲得するメカニクスです。
勝利するために戦略を考えながらタイルを配置して行き、ゲーム終了後も出来上がったタイルの配置が残るため楽しめます。記念に写真を撮りたくなります。
<ぬるまゆかいで持っているボードゲーム>
デッキ構築系
「カード効果のパワーアップが止まらないぞぉ!」
カードを集めて自分だけのカード軍団をつくり、シャッフルしては何度も使いまわすメカニクス。
自分で集めたカード軍団を「デッキ」というのですが、このデッキの中からランダムにカードを出していきます。出てきたカードの順番が良いと相乗効果が生まれてパワーアップにつながります。
<ぬるまゆかいで持っているボードゲーム>
ドラフト系
「最後の方だともういいカードが残ってない!」
みんなでカードを順番に回して好きなカードを順に取っていくメカニクス。
回っている内にみんな良いカードを取っていくので、残りはクズカードになることが多い。
やり方次第ではクズカードも将来お宝カードになることもあるので、先見の明も大切です。
<ぬるまゆかいで持っているボードゲーム>
拡大再生産系
「このカードが手に入れば、より価値の高いカードが手に入るぞ!」
手に入れたカードを資産として利用でき、資産をもとにより価値の高いものを獲得できるようになるメカニクス。
資産を増やすことで前回買えなかったものが今回は買えるようになるのでどんどん裕福なった気分を味わえます。ただ、みんなも同様に私腹を肥やしているので、初期投資が終盤どのように影響するのか意識しておく必要があります。
<ぬるまゆかいで持っているボードゲーム>
パンデミック系
「もう自分のターンが来る頃には、世界は終わってるかも。」
毎ターンごとに敵が増えていき身動きがとれなくなって行くメカニクス。
みんなで協力して毎ターンごとに増えていく悪の根源を駆逐します。1ターンごとに状況が変わっていくのでつねにみんなで相談しながら進めて行くので一体感が生まれます。
協力系のメカニクスでもあります。
<ぬるまゆかいで持っているボードゲーム>
度胸試し系
「まだ行ける。まだ行ける。まだ・・・行ける。ぎゃああぁぁぁ!!!」
続ければ続けるほどボーナスを獲得できるが、条件によってはすべてを失うリスクもあるメカニクス。「これだけ儲けたのでここで止める」べきか「まだまだこんなもんでは足りないから続ける」のか葛藤が楽しいです。人間の欲深さを突いてます。
<ぬるまゆかいで持っているボードゲーム>
表現系
A「わかった!タコの足!」B「いいえ。違います。」
「イラストだけ」「この言葉禁止」などお題を制限の中で表現するメカニクスです。
ルールもシンプルなものが多い分、お題を出す側によってゲーム難易度が変わります。
みんなでプレイすると盛り上がります。
<ぬるまゆかいで持っているボードゲーム>
ワーカープレイスメント系
「今日もみんなにはしっかり働いてもらうぞ。まずはみんなで建築!」
働く人のコマを配置してそれに応じた利益を獲得するメカニクスです。
配置する場所によって得られる内容は変わります。しかも配置できる働く人の数に制限があるので先着順です。何ターンも繰り返して成長させていくのでプレイ時間は長くなります。
<ぬるまゆかいで持っているボードゲーム>
とりあえず代表的なメカニクスはこんな感じです。
ひとつのゲームに1メカニクスというわけではなく、複数のメカニクスが融合してゲームが成り立っています。なのでオリジナルボードゲームを考える際はすでにあるメカニクスとオリジナル要素足してをみると作りやすいのではないでしょうか?
他のボードゲーム分類方法だと
初級・中級・上級などの「難易度」別
軽量級・中量級・重量級の「プレ時間」別
とかありますね。ボードゲーム新規の方に向けて新しい分類方法も模索したいですね。